CrowdStrikeの不審なプロセスをAIで調査

AI SOC 調査ユースケース · 連携対応範囲の調査例

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提供状況:連携対応範囲の調査例

同じ実行ファイル名でも、どのプロセスから起動されたか、どんな引数が渡されたかで確認すべき点が変わります。検知名を要約するだけでなく、アラートに結び付いた実行経路を確認することで、管理ツールによる処理なのか、不審な操作として担当者に引き継ぐべきかを考える材料が揃います。

この調査の流れ

検知・ログ:CrowdStrike Falconのプロセス関連アラート

AIが確認する内容:検知詳細と親・祖父プロセス、コマンドライン、ハッシュを照会。

判断に使う情報:検知につながった実行経路と、確認すべき操作を整理。

使用するデータと検索の起点

アラート原文の検知IDを起点に、Falconの検知詳細を照会します。参照するのは重大度・状態・対象端末・検知対象のプロセス情報です。プロセスのファイル名、パス、コマンドライン、ハッシュに加え、APIが返す親・祖父プロセスを確認します。ハッシュ等が応答に含まれない場合は、欠けたまま記録します。

  • 検知ID・重大度

  • 実行ファイル・コマンドライン

  • 親・祖父プロセス・ハッシュ

アラートから追加調査までの手順

  1. アラートの検知IDで、対象プロセスと端末を確認する。

  2. 検知APIから親・祖父プロセスの情報を参照し、実行のつながりを調べる。

  3. 記録された実行経路と、追加で端末確認が必要な範囲をまとめる。

具体的な調査の考え方

以下は説明用の仮想例です。顧客事例や実環境での実演結果ではありません。

Windows端末でスクリプト実行に関するアラートが発生した場面を想定します。検知IDから対象プロセスのコマンドラインを確認し、親プロセスが管理エージェントか、文書閲覧ソフト等かを調べます。祖父プロセスの情報があれば起動元の流れを補います。正規の管理エージェント名が見えても、コマンドの内容や運用予定との整合性は別途確認します。

担当者へ引き継ぐ情報

  • 観測事実:検知ID、対象端末、実行ファイル、コマンドラインと取得できた祖先情報を整理する。

  • 判断保留:承認済みの管理作業かどうかは、変更記録や担当者への確認が必要。

  • 次の確認:不明な起動元や追加証拠が必要な端末を示し、運用担当者へ引き継ぐ。

接続条件と対応範囲

対象テナントのFalconアラートおよび必要な端末情報を参照できるAPI接続を設定します。複数の連携がある場合は、アラートの所属テナントと参照先を一致させます。この例はアラートAPIの情報を使うもので、FDRの全イベント取り込みと同じ収集範囲ではありません。

Falconのアラート・端末参照権限が必要です。APIの親子関係は親・祖父までの祖先情報と子プロセスIDで、全プロセスツリーではありません。

導入前に確認すること

  • Falconの元の検知と、ID・対象端末・コマンドラインが一致するか。

  • 親・祖父の情報が無い場合に、存在を推測して補っていないか。

  • 正規管理作業と調査対象の例を用意し、担当者が根拠を確認して次の判断を行えるか。

比較時は同じアラート・同じ期間を使い、参照した記録、確認できない情報、担当者が追加で行った作業を残します。調査時間の比較だけでなく、結論の根拠を担当者が確認できるかを評価します。

よくある質問

完全なプロセスツリーを取得しますか?

この調査APIで確認する祖先情報は親・祖父の2段階です。子プロセスIDも参照できますが、さらに深い祖先や全実行履歴を取得したことにはなりません。

調査後に端末を自動隔離しますか?

このページの範囲は証拠の参照と整理です。端末隔離の自動実行は含めず、対応方針は担当者が判断します。

この調査を自社の環境で検討する

CrowdStrike Falconの利用環境と、困っているアラートの種類、使えるログの範囲をお知らせください。取得する情報と担当者が判断する範囲を整理し、確認する接続条件をご案内します。

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参考情報

CrowdStrike Alerts API

確認・更新:2026年9月13日。ベンダーAPIの仕様とヤグラの接続・調査範囲は区別して記載しています。