Splunkの認証アラートをSPLで追加調査
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認証アラートの件数だけでは、パスワードの入力間違いと、第三者による試行を見分けられません。まず失敗と成功が同じアカウント・同じ接続元の一連の操作かを確認します。成功した時刻だけを切り取らず、失敗の並びと対象システムを調べることが、この調査の出発点です。
この調査の流れ
検知・ログ:Splunkに保存した認証異常のアラート
AIが確認する内容:対象ユーザー・送信元・前後の時刻をSPLで検索し、失敗から成功までの経緯を確認。
判断に使う情報:正規の再試行か、侵害の疑いとして追加確認するかの判断材料を整理。
使用するデータと検索の起点
Splunkのアラート保存先と、追加調査に使う認証ログの索引を分けて指定します。アラートの取得式は初期値が search index=notable ですが、実際の保存先へ変更する設計です。ES以外でも検索可能な形でアラートが保存されている必要があります。ユーザー名・送信元IP・成功/失敗のフィールド名はデータソースごとに異なるため、最初に対応を確認します。
アラートのID・検知時刻
ユーザー・送信元IP
認証の成否・対象ホスト
アラートから追加調査までの手順
アラートから対象アカウントと調査期間を特定する。
接続先の認証ログをSPLで検索し、失敗と成功の順序、接続元の変化を確認する。
確認できた記録と本人確認が必要な点を分け、担当者へ引き継ぐ。
具体的な調査の考え方
以下は説明用の仮想例です。顧客事例や実環境での実演結果ではありません。
同じユーザーに対して、短時間の認証失敗の後に成功が記録された場面を想定します。まず対象期間の認証ログを検索し、失敗群と成功イベントの送信元が一致するかを確認します。次に、共有IP・VPN・プロキシ経由の可能性を運用担当者に確認します。IPが一致しても本人操作の証明にはならず、異なっていても直ちに侵害とは限りません。
担当者へ引き継ぐ情報
観測事実:認証の成否、時系列、接続元、対象システムを記録ごとに整理する。
判断保留:利用者の意図や接続元の正当性は、本人確認やネットワーク構成との照合が必要。
次の確認:成功後の操作ログが同じ接続先にあれば追加検索し、無ければ必要なデータを担当者に依頼する。
接続条件と対応範囲
検索用の管理APIへの接続経路、認証情報、対象索引の読取り権限が必要です。Splunk Cloudでは管理APIの利用条件と許可ネットワークを確認します。調査は接続先のSPL検索で行う設計で、生ログをすべてヤグラ SIEMへ移すことが前提ではありません。
認証ログの索引・フィールド名と、アラートを保存する索引の指定が必要です。連携は開発中です。
導入前に確認すること
同じアラートについて、既存のSPL検索とAIの参照結果のユーザー・時刻・接続元が一致するか。
権限不足や検索失敗が、正常な「該当なし」と区別されるか。
調査対象の索引遅延と保持期間が、アラート取得・追加検索の期間に収まるか。
比較時は同じアラート・同じ期間を使い、参照した記録、確認できない情報、担当者が追加で行った作業を残します。調査時間の比較だけでなく、結論の根拠を担当者が確認できるかを評価します。
よくある質問
SPLや検知ルールを作り直す必要がありますか?
既存の索引とアラートを活かす設計です。追加調査の対象索引・フィールド名・読み取り範囲を確認し、取得式を環境に合わせます。
認証成功があればアカウント侵害を判定できますか?
成功は観測事実の一つです。本人操作、共有IP、対象システム、成功後の行動などと照合して担当者が判断します。
この調査を自社の環境で検討する
Splunkの利用環境と、困っているアラートの種類、使えるログの範囲をお知らせください。取得する情報と担当者が判断する範囲を整理し、確認する接続条件をご案内します。
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参考情報
確認・更新:2026年9月13日。ベンダーAPIの仕様とヤグラの接続・調査範囲は区別して記載しています。
