DefenderのプロセスアラートをAIで一次調査

AI SOC 調査ユースケース · 連携対応範囲の調査例

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提供状況:連携対応範囲の調査例

Defenderのアラートを受けた後、担当者は対象端末と検知時刻から関連操作を確認します。インシデントに複数のアラートが含まれる場合も、まず調べる端末・アラートを特定することで検索範囲が明確になります。このページでは、その一次調査のうちプロセス記録を調べる場面を扱います。

この調査の流れ

検知・ログ:Microsoft Defenderの端末・プロセス関連アラート

AIが確認する内容:端末ID・時刻を使い、Advanced Huntingで関連プロセス記録を検索。

判断に使う情報:検知に至る操作の流れと、追加確認が必要な点を整理。

使用するデータと検索の起点

対象アラートの端末ID・発生時刻と、利用できるAdvanced Huntingのプロセス関連テーブルを使います。応答に含まれる実行ファイル・コマンドライン・関連イベントを読み取り、必要に応じてDefender for Endpointの端末情報を参照します。アラートの文字情報だけから、未収集のプロセス履歴を補うことはできません。

  • アラートの端末ID・時刻

  • プロセス・コマンドライン

  • 取得できる関連イベント

アラートから追加調査までの手順

  1. アラートから対象端末と期間を特定する。

  2. 利用可能なAdvanced HuntingテーブルをKQLで絞り込む。

  3. 検索の根拠と取得範囲を明示し、正規操作との照合点をまとめる。

具体的な調査の考え方

以下は説明用の仮想例です。顧客事例や実環境での実演結果ではありません。

端末のスクリプト実行アラートについて、前後の操作を確認する場面を想定します。端末IDと検知時刻を起点にKQLで期間を絞り、対象となるプロセス記録を確認します。結果が多い場合は端末・時刻・プロセス等の条件をさらに絞ります。該当がない場合も、必要なテーブルの収集状態や保持期間を確認してから解釈します。

担当者へ引き継ぐ情報

  • 観測事実:対象アラート・端末・検索期間と、取得できたプロセス記録を対応付ける。

  • 判断保留:検索条件や保持期間の外側、取得上限を超えた範囲は未確認として分ける。

  • 次の確認:正規作業の記録との照合、対象を絞った追加検索、担当者による端末対応へつなげる。

接続条件と対応範囲

利用するDefenderライセンス、対象テーブルの収集状態、Advanced Huntingと端末参照の読取り権限を確認します。複数テナントがある場合は対象連携を指定します。ヤグラの調査ツールでは直近30日を対象とし、取得結果は最大200行です。Microsoft製品全体の上限と、ヤグラの調査ツールの上限を区別して設計します。

対応するライセンス・読取り権限・対象テーブルが必要です。調査ツールの対象は直近30日、結果は最大200行です。

導入前に確認すること

  • 元のDefender画面と、端末ID・対象期間・プロセス記録が一致するか。

  • 必要なテーブルが参照でき、保持期間内の記録を検索できるか。

  • 200行の上限や失敗を区別し、対象を絞った調査を続けられるか。

比較時は同じアラート・同じ期間を使い、参照した記録、確認できない情報、担当者が追加で行った作業を残します。調査時間の比較だけでなく、結論の根拠を担当者が確認できるかを評価します。

よくある質問

Microsoft 365監査ログ連携と同じ調査ですか?

この例はDefenderのアラートとAdvanced Huntingを使います。Microsoft 365監査ログの取り込みやEntra IDのログ収集とは、接続と利用データを区別します。

一次調査の完了とインシデントの解決は同じですか?

異なります。一次調査は確認できた証拠と次の対応を整理する工程です。封じ込め・復旧・クローズは運用担当者が判断します。

この調査を自社の環境で検討する

Microsoft Defenderの利用環境と、困っているアラートの種類、使えるログの範囲をお知らせください。取得する情報と担当者が判断する範囲を整理し、確認する接続条件をご案内します。

この調査について相談する

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参考情報

Microsoft:Defender XDR Advanced Hunting

確認・更新:2026年9月13日。ベンダーAPIの仕様とヤグラの接続・調査範囲は区別して記載しています。