リスクアペタイト(Risk Appetite)

リスクアペタイトとは、ひとことで言えば、組織が事業目標を達成するために進んで受け入れるリスクの総量や種類を示す経営判断の指針です。たとえば、スタートアップは成長のために高いセキュリティリスクを受容する一方、金融機関は低リスク志向で堅実な対応を選ぶといった違いがあります。リスク許容度(Tolerance)が個別リスクの許容範囲を示すのに対し、アペタイトは組織全体の戦略レベルでの「リスクへの食欲」を表します。経営層が明示的に定義することで、現場のリスク判断に一貫性を持たせる役割があります。