OSI参照モデル(OSI Model)
OSI参照モデルとは、ひとことで言えば、ネットワーク通信の機能を7つの階層(物理層・データリンク層・ネットワーク層・トランスポート層・セッション層・プレゼンテーション層・アプリケーション層)に分割して標準化した概念モデルです。たとえば、メールを送信する際、アプリケーション層でSMTPが動作し、トランスポート層でTCPがデータの信頼性を担保し、ネットワーク層でIPがルーティングを行うというように各層が役割を分担します。セキュリティ対策も各層に対応しており、ファイアウォールはネットワーク層以上、暗号化はプレゼンテーション層、TLSはセッション層〜トランスポート層で機能します。TCP/IPモデルが実装寄りの4層構造であるのに対し、OSIモデルは理論的な7層構造である点が異なります。

