ジョブローテーション(Job Rotation)

ジョブローテーションとは、ひとことで言えば、従業員を定期的に異なる職務に異動させることで内部不正の発見と防止を図る人的セキュリティ対策です。たとえば、経理担当者を定期的に交代させることで、一人が長期にわたり不正会計を隠し続けることを困難にします。職務分掌(SoD)と並ぶ内部統制の基本手法であり、特定の人物が業務を独占して不正を温存するリスクを低減します。後任者が引き継いだ時点で異常が発覚する可能性が高まるため、抑止効果と発見効果の両方を持ちます。