人的防御(ヒューマンファイアウォール:Human Firewall)
人的防御(ヒューマンファイアウォール)とは、ひとことで言えば、組織の従業員一人ひとりがセキュリティ意識を持ち、サイバー攻撃に対する「人間の防壁」として機能することを指す概念です。たとえば、不審なメールのリンクをクリックせずにIT部門に報告する、見知らぬ人にオフィスのドアを開けないといった日常的な判断行動がヒューマンファイアウォールの実践です。技術的なセキュリティ対策がどれだけ高度でも、最終的に人間が騙されればその防御は突破されてしまいます。単なる知識の習得ではなく、不審な事象に気づいて即座に報告する「行動」が伴って初めて機能します。

