変更管理(Change Management)
変更管理(Change Management)とは、ひとことで言えば、ITシステムや業務プロセスへの変更を計画的に申請・承認・実施・記録するプロセスです。たとえば、ファイアウォールのルール変更やサーバのパッチ適用を行う際、変更内容・影響範囲・ロールバック手順を事前に文書化し、CAB(Change Advisory Board)の承認を得てから実施します。変更管理が機能していない組織では、無計画な変更がシステム障害やセキュリティホールを引き起こし、「誰がいつ何を変えたか分からない」状態に陥ります。構成管理(Configuration Management)が「現在の状態を正確に把握する」ことに焦点を当てるのに対し、変更管理は「状態を変える際のプロセス制御」に焦点を当てます。

