証拠の連鎖(Chain of Custody)(Chain of Custody)
証拠の連鎖(Chain of Custody)とは、ひとことで言えば、デジタル証拠が収集されてから法廷に提出されるまでの間、「誰が・いつ・どのように」その証拠を取り扱ったかを隙間なく記録する管理プロセスです。たとえば、押収したハードディスクについて、収集日時・担当者名・保管場所・分析のためにアクセスした全記録をログとして残します。Chain of Custodyが途切れると、証拠が途中で改ざんされた可能性を排除できなくなり、法廷で証拠能力が否定されるリスクがあります。ハッシュ値の記録、書き込み防止装置の使用、証拠保管室の入退室管理といった技術的・物理的な対策を組み合わせて、証拠の完全性を担保します。

