IRM(Information Rights Management)
IRM(Information Rights Management)とは、ひとことで言えば、企業内のドキュメントやファイルに対し、閲覧・編集・印刷・転送などの権限をファイル自体に埋め込んで制御する技術です。たとえば、Microsoft Azure Information Protectionを使えば、特定のWord文書を「閲覧のみ・転送禁止・30日後失効」といった制約付きで配布できます。ファイルが組織外に流出しても権限制御が有効に機能する点が、従来のアクセス制御との大きな違いです。DRMが商用コンテンツ保護を主目的とするのに対し、IRMは企業情報の漏えい防止に特化しており、DLPと組み合わせて運用されることが多い技術です。

